出産直前までの流れ

陣痛の痛みに耐えられるか心配

出産予定日は1年の中で最も寒い季節…。いつも夫や母と「陣痛が来たとき、大雪だったらどうしよう」「電車が止まっていたら」「タクシーも来てくれなかったら」と心配していました。 そんなある日、ついに天気予報で雪の予報が出たのです。確かに外は冷蔵庫の中にいるような寒さ…。いつ降り始めてもおかしくありません。夫の帰りを待ちながら、窓の外をチラチラと見ていると、白く小さい雪の結晶が目の前を通りすぎていくではありませんか。出産までまだ日があるというのに、1人で焦ってしまいました。

どうやら天気予報によると、今月は例年よりも寒さが厳しく雪が降りやすいそう。関東地方でも大雪になる可能性があるといいます。我が家は車を所有していなかったのですが、近くに住んでいる母が「万が一のために車のチェーンを購入しておこうか」と言ってくれるほど。この日のために準備するのは申し訳ないと思いながらも、頼んでおきました。交通機関が麻痺してしまったら、自家用車だけが頼りですからね。

幸いにも、この日の雪は朝窓の外を見ると、うっすらと屋根に積もる程度で既に解け始めていました。北海道出身の母は、「関東の雪は水っぽいから、日中ならすぐ溶けるわよ」と言っていた通り、地面はびちゃびちゃ。でも、朝は氷が張って足元が滑ることがあるので、なるべく外に出るのは日中にしていました。子どもの頃は雪を見るとウキウキしながら外へ駈け出していったのに、いつからか「寒い」「滑る」などを理由に家の中で丸くなっているもの。まだお腹の中で眠っている赤ちゃんも、きっと幼稚園くらいになったら寒さを忘れて遊び出すんだろうな…とぼんやり思い浮かべながら、こたつの中で丸くなっています。

母親学級や育児雑誌など、出産に関する情報を知れば知るほど不安になってきました。「本当に落ち着いて対応出来るのかな…」と思ってしまう妊婦さんは多いはずです。そんなとき父親が「○○ちゃんだって子どもいるんだろ?あの子が出来たならお前だって大丈夫だろ」と皮肉めいた言葉をポロっと言ったのです。私が浮かない顔をしているのに気がついたんでしょうね。

これまで出産というと、分娩台に上がってヒーフーと呼吸を整えているうちに赤ちゃんが生まれる…というドラマのワンシーンで見たようなイメージしかありませんでしたが、実はそこに至るまでが長いんです。まず赤ちゃんがそろそろ外に出たい…と思ったときに、陣痛が起ります。その痛みは人それぞれで、便秘のようなお腹の痛みを感じる人もいれば、尾てい骨が砕けるような痛みを感じる人も。

思わず叫びたくなるほどの強い痛みに耐えられず、暴れ狂う人もいるそうですが、細い産道を通り抜けて出てくる赤ちゃんも苦しんでいることを忘れてはいけません。少しずつ出口に向かって進んでいる赤ちゃんに酸素を送るためにも、深呼吸することが大切だといいます。

まだ経験したことのない痛みについて言われても正直なところピンと来ませんが、母親になるということは大変なことです。2人の子どもがいるママ友は「本当に辛いけど貴重な体験。赤ちゃんが生まれた瞬間、感動して泣いてしまう」「そんなに深く考えなくても、なるようになるから大丈夫」と出産に怖気づいている私を励ましてくれました。まだ雑誌や動画を見ながら「怖いな」と思ってしまう部分がありますが、出産できるのは「幸せなこと」と強く言い聞かせて、陣痛が来るその日をじっと間違いと思います。

哺乳瓶とガーゼを準備する

そろそろ本格的に出産や赤ちゃんの準備をしなければならない時期になりました。お腹の赤ちゃんとこうして過ごしていられるのもあと少し…と思うと、ちょっと寂しい気もしますが、抱っこできる日の方が待ち遠しいものですね。 先日授乳服は赤ちゃん用品店で購入したのですが、入院したときに必要な前開きのパジャマを忘れてしまったので買い足しました。また、産褥やオムツなど、母親学級で配布されたパンフレットに記載されていた「入院時に必要なもの」もすべて自分の目で確かめながら購入しました。

私が通っている産院では、母乳育児を進めているため哺乳瓶は1つあれば十分だと言われましたが、出ないと困るので、念のためサイズの違う哺乳瓶を2本購入することにしました。また、煮沸すると哺乳瓶のゴムの部分が痛んでしまうことがあるので、ミルトンにしました。最近は電子レンジで温めるだけで除菌できるタイプもあるようです。どちらも同じような効果が期待できるので、好みで選んでみてくださいね。

先輩ママによると、ミルクを飲ませたあとには、背中をポンポンと叩いてゲップを出させるのですが、どうしても横にするとミルクを戻してしまいがちだといいます。そんなときのために、ガーゼを多めに用意してくとよいそうです。お風呂に入れるときや顔周りをキレイにするときにも使えますからね。デリケートな赤ちゃんには、タオルよりも柔らかいガーゼの方がよいですよ。

このほか、赤ちゃんを抱っこしながらミルクを飲ませていると肩が凝ったり、腕が腱鞘炎(けんしょうえん)になるリスクが高まるので、授乳枕を用意しておくとよいでしょう。我が家では寝るときに使っている抱き枕を授乳枕として使用するつもりですよ。